2008年 07月 04日
籤取り式と巡行順位

パンを買いに夕方に東洞院高辻にあるMASHまで自転車ででかけた。ここには「保昌山」という山が建つ。今年は山第3番らしい。
この山鉾巡行の並ぶ順番(巡行順位)は、毎年7月2日に行われる籤取り式で決まる。ようするに各山の代表者がくじを引いて順番を決めるのである。野球のドラフト会議みたいです。以前(応仁の乱前)は、先を争ってけんかになってしまうために、くじ引きをするようになったらしい。全部の山鉾がくじを引くかというとそうでもなくて、毎年同じ順番が決まっている「籤取らず」の山鉾が8基ある。先頭の長刀鉾、先祭の函谷鉾(5番目)、放下鉾(21番目)、岩戸山(22番目)、船鉾(23番目)、後祭の北観音山(24番目)、橋弁慶山(25番目)、一番最後の南観音山(32番目)である。
ということで決まった順番を各町内の数ヶ所に「巡行順位 第○○番 △△山(鉾)」と張り出している。見ていると祭が近づいてきているようで気分が盛り上がる。
籤取り式の模様は京都新聞のウェブで見ることができます。
山第11番の木賊山

我らが油天神山 山第2(貳)番です
